« 結婚式 | トップページ | 心機一転 »

2010年6月 1日 (火)

結婚式の余興

友人の結婚式で、私、初めて1人でヴァイオリンを弾きました。
アタフタをここに書き留めておきます。

結婚式に、私が1人でヴァイオリン演奏なんて
鼻で笑ってしまいますよね。

でも、自分らしく、本当に大好きな彼女の為に、へたくそはへたくそなりに、何か愛を伝えたくて、演奏させていただく事にしました。

先生に相談すると、
結婚式は、華やかな曲がいいと。
ベートーベンのメヌエット  ト長調か、ボッケリーニのメヌエットにしたら?と。
先生はボッケリーニがいい感じでした。

どちらも有名だし素敵な曲です。
でも、笑いが好きで、彼女と過ごした時間を考えると、
私の中では、『ユーモレスク』がいいなと。

先生は、『ユーモレスク』でもいいけど、聴き入ってしまうので、難しいような感じで仰っていましたが、『ユーモレスク』に決めました。

そして、ヴァイオリンを演奏すると言うと、大人が演奏すればそれはそれは素晴らしく上手だと思われそうだったので、初心者である事を伝えたかったし、

彼女へのメッセージを入れたかったので、

DVDを作成しました。

練習は、1ヶ月くらい。
ひたすら毎日、朝と夜に練習をし、先生に細かく指導してもらいました。
苦手なビブラートもポジション移動も。
前日までシツコク練習。

そして、当日は、普段美容院に行かないのですが、
ヴァイオリンを弾いても邪魔にならない様に、髪の毛を綺麗にセットしてもらいました。

そして、誰よりも早く会場入りして、伴奏CDと合わせて弾いてみました。

会場は音の響きがとてもよく、魔法にかかったかのように綺麗に聞こえました。
調子に乗って数回、そこで楽しそうに弾いていました。
間違える事もなく、安心しました。

披露宴が始まり、サプライズです。

男性友人のスピーチの後が私の出番。

DVDを流している時間に、バイオリンの用意をして、ダッシュで新婦の横へ。
どこで弾いても構わないとの事でしたので、
新婦の横へ行きました

DVDで私の想いが伝わったかな?新婦が泣いてくれていました。

伴奏CDは前奏がないので、準備ができてから、音量は大きめにとお願いしてありました。

バイオリンを構えて、深呼吸したかったのですが、心落ち着かぬまま、すぐに音が始まり、慌てて弾きました。

弓を持つ右手が尋常じゃない位、ブルブルしてました。あり得ません。

心は冷静で、目を閉じて落ち着かせようと試みましたが、
手の震えは最後まで止まる事はありませんでした。

新婦の泣き顔。
新婦側は、暖かいまなざしでした。

私のテーブルに居た、友人らが、涙してくれました。

中盤ぐらいから、遠くの方で、男性陣のご友人でしょうか?
そのあたりから、ず〜っと話し声が聞こえていました。

そんな冷静な部分とは、逆に、腕の震えが止まらないので、
若干、パニックだったのか?

最後の最後で、何が起きたのか判りませんでしたが、止まってしまい、焦りました。最後を弾かなければ、終わった事が判らずに終わってしまう…。
必死で、最後のファラレ〜だけ、なんとか、音を出した感じで終わりました。

最後のハーモニクスも綺麗な音色にはならず。

ダメでした。
あんなに練習したのに、残念でした。

それでも、新婦はとても喜んでくれました。
そして、友人らも、とても良かったと言ってくれました。
新郎側のご両親席の方が、ありがとうと仰って下さいました。

自分の演奏が終わって、ヴァイオリンを片付けて、席に戻って、

しばらくすると、涙が流れました。溢れ出てきました。

悔しかったし、情けなかったし、複雑な思いで、これで良かったのかとかいろいろ思ったりして、泣いてしまいました。

いじけ顔と泣き虫の私で、しばらく放心状態。
子供みたいですね…。

1ヶ月間彼女の事ばかりを考えて、微妙にでも素敵な贈り物になったらと思ってやってきました。背伸びし過ぎですかね?

彼女の事を大好きすぎて、何か不思議な感覚に包まれました。

みっともない姿かもしれませんが、あのとき、ありのままの自分で居られた様に思いました。

上手に弾けませんでしたが、
それでも、あの場面で弾かせてもらえて良かったと思います。

どれだけ練習しても、上達しなくて凹んでも、
それでもバイオリンを好きでいられましたし。
会場の雰囲気に飲み込まれてしまいましたが…まあ、こんなもんでしょう。

結婚おめでとう。心からお祝い申し上げます
そして、ありがとう私にとってとてもいい時間だったと思います

追記
ヴァイオリンの弦は、演奏会のだいたい1週間前くらいに換えるのがいいらしいので、私も8日前だったかな?その位に交換。最初は安定しないし、まあ、慣らしが1週間ぐらいらしいです。
ヴァイオリンを磨いたのも、1週間前くらいでしょうか?
ヒルオイル、素晴らしいですね。一度磨くと、後は、弾いた後に、簡単に拭き取れます。

|

« 結婚式 | トップページ | 心機一転 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 結婚式の余興:

« 結婚式 | トップページ | 心機一転 »